データベース名 | 概要 |
Oracle Database | RDBといえばOracleというくらい、代表的なデータベースの一つ。 高機能や動作速度、信頼性は抜群だが、有料で高額でもある。 大規模なシステムなどの開発に向いている。 |
DB2 | IBM社製が提供しているRDBMSの製品群の総称 大規模システム構築などで世界的に使われている |
SQL Server | MicrosoftがOracleの対抗製品として開発しているデータベースでこちらも有料で高額。 マイクロソフト系システム開発で幅広く利用されている。 関数や型の種類、ロック機構などに独自性がいくらかみられる |
MySQL | オープンソース(基本的に無料だが、商用版は有料)で代表的なデータベースの一つ。 今はOracle傘下で開発が進められているデータベース。 レンタルサーバーのデータベースとして使われていることが多い マルチユーザ対応であるため、複数の人が同時に利用するWebアプリケーションのようなシステムに使うデータベースとして適している。 |
MariaDB | MySQLから派生し、MySQLと互換性があるオープンソースのRDB MySQLよりもセキュリティ面・頑健性・パフォーマンス、拡張性・処理性能・品質もろもろが向上している(らしい) GoogleがMySQLからMariaDBへ乗り換え、2015年11月にXAMPPもバージョン5.6.14からインストールできるデータベースがMySQLからMariaDBとなった レンタルサーバーで主に使用されていたのはMySQLだが、今後はこのMariaDB が主流になっていくと思われる |
PostgreSQL | MySQLと双璧をなすオープンソースのRDBMS オープンソース製品の中では機能が豊富かつ標準SQLへの準拠度が比較的高い 標準SQLへの準拠度が高い CPU数が増えた場合のスケーラビリティが高く、接続数が増えても性能が維持される |
SQLite | アプリケーションの一部に組み込まれて動作するタイプのオープンソースのRDBMS 現在最も小さく、低機能なデータベースでモバイルでの利用ケースが増えてきている。 そのため正しく使用すると、SQLiteは非常にセキュアなデータベースエンジンとして使用できる。 理由として、サーバ・クライアントモデルではないので、複数のクライアントが利用するサーバが保有するデータベースインスタンスに打撃を与えることが基本的にできない。 どれだけの壁を突破しようとも、アプリケーションが所有するデータベースインスタンスまでしか到達できないためである。 |
H2 Database | Javaで実装されたオープンソースRDBMS 単独で動作する他、SQLiteのように組み込みで動作させることもでき、 組み込みモードでも、クライアント * サーバーモードでも動作しサイズが小さく、約1MB。 それによって、テストや中小規模での利用が急速に広まっている。 |
Apache Derby | HS Database同様、Javaで実装されたオープンソースのRDBMS。 JDK(Java開発キット)に標準添付されている。 小規模なJavaアプリケーションへの組み込みなどで活用されているが、 細部において、他のDBMSや標準SQLとの互換性に欠ける実装が見受けられる。 |
Microsoft Access | Microsoftが個人向けに開発しているオフィス製品のデータベース。 |
Web SQL | ブラウザにデータを保存する仕組みの一つ CookieやWeb StrageのKVS形式とは違い、SQLでデータの保存、呼び出しをすることができるSQLiteベースのブラウザDB HTML5の標準仕様に入ることはなかったものの、多くの主要ブラウザ(Google Chrome、Safari、Firefox、Androidブラウザなど)でサポートされている |
Local Storage | もっとも手軽に扱える記憶領域 保存するデータとそのデータを参照するためのキーで構成されている。 リレーショナルデータベースが持つようなカラム、トランザクション機能がないが 幅広い端末がサポートしていて、すべてのiOS端末とAndroid端末で利用可能 |
IndexedDB | Web SQLに代わって策定が進められているデータベースで、 値とオブジェクトをローカルデータベースに保持するウェブブラウザの標準インターフェース(SQLは使わない) Local Storageのように、キーと値の形式で保存し、インデックス、トランザクションもサポートしている 今後、モバイルのデータベースとして主流になっていく可能性あり |
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