公式ドキュメントに沿って環境を構築する
以下の公式ドキュメントページを参考に進める
Google Cloud > Kubernetes Engine > ドキュメント > クイックスタート
アーキテクチャイメージ

GCPアカウント作成 ※アカウントがない場合のみ
こちらのGoogle Cloud Platformページから、「無料トライアル」 ボタンをクリック して、アカウントを作成
※前提条件:Googleアカウントを取得していること
( Google アカウントは、GmailやGoogle+などのGoogleが提供するサービスで使用するアカウントのこと )

利用規約にチェック、最新情報をメールで通知したい場合はチェックして、「続行」ボタン押下

アカウントの種類を今回はプライベート用で使用するので「個人」を選択、名前と住所、
クレジットカード情報を入力して「無料トライアルを開始」ボタンを押下 してアカウント登録完了


無料トライアル特典
$300 相当のクレジットを無料でご提供され、Google Cloud Platformで今後12 か月間利用できる300ドル分のクレジットを獲得。
無料トライアル期間が終了しても、自動的に請求されることはないので安心
始める前に
1 Google Cloud Platform Console で Kubernetes Engine ページにアクセスします。
2 プロジェクトを作成または選択します。

3 API と関連サービスが有効になるのを待ちます。これには数分かかることがあります。


4 プロジェクトに対して課金が有効になっていることを確認します。
Google Cloud Platform Consoleを開いて、作成したプロジェクトを選択して、「プロジェクト設定に移動」押下

左のメニューを開いて、「お支払い」押下

お支払い画面の「請求先アカウント 管理」リンク押下

請求先アカウントに作成したプロジェクトが表示されていること

シェルを選択する
ここでは、シェル操作として以下の二つを選択できるが、今回はGoogle Cloud Shellを選択。


gcloudのデフォルト設定を構成する
下記二つのデフォルト設定を Google Cloud Shellにてコマンドを入力する
■ デフォルトのプロジェクトの設定 (プロジェクトの識別)
gcloud config set project [PROJECT_ID]
■ デフォルトのコンピューティング ゾーンの設定
gcloud config set compute/zone [COMPUTE_ZONE]
Kubernetes Engine クラスタの作成
クラスタは、少なくとも 1 つのクラスタ マスター マシンと、ノードと呼ばれる複数のワーカーマシンで構成される
■クラスタ作成コマンド ※[CLUSTER_NAME]は任意の名前を設定
gcloud container clusters create [CLUSTER_NAME]
※「 –num-nodes=3」オプションを指定するとノード数を3つに指定できる
■クラスタの認証情報を取得する
クラスタを作成した後、そのクラスタと相互作用するために必要な認証情報を取得する
クラスタに対して認証を行うには、次のコマンドを実行
gcloud container clusters get-credentials [CLUSTER_NAME]
アプリケーションをクラスタにデプロイする
ここでは、サンプルとして用意されている hello-app というウェブ アプリケーションをデプロイする
※ hello-app のソースコードを読むには、hello-app コードのレビュー セクションを参照
クラスタで hello-app を実行するには、次のコマンドを実行
kubectl run hello-server --image gcr.io/google-samples/hello-app:1.0 --port 8080
【Kubernetesコマンド説明】
kubectl run
hello-serverという名前の新しいDeploymentを作成
このDeployment のポッドは、そのコンテナ内でhello-appイメージを実行する
–image
デプロイするコンテナ イメージを指定
このコマンドによってGoogle Container Registryバケット
gcr.io/google-samples/hello-app からサンプル イメージがプルされる。
プルするイメージの特定のバージョンは、:1.0 で指定しているが、バージョンが指定されていない場合は、最新バージョンが使用される。
–port
コンテナで公開するポートを指定
Deployment を公開する
デプロイしたアプリケーションをインターネットに公開してユーザーがアクセスできるようにする
アプリケーションを公開するには、アプリケーションと外部トラフィックに公開するKubernetesリソースであるServiceを作成する
アプリケーションを公開するには、次の kubectl expose コマンドを実行する
kubectl expose deployment hello-server --type "LoadBalancer"
【オプション】
–type=”LoadBalancer”
コンテナのCompute Engine ロードバランサを作成
※ロードバランサは、Compute Engineのロードバランサ料金に従って課金される
–port
公開するポートを指定
–targetPort
Serviceで転送する先のポートを指定
指定されなかった場合、 port で指定されたポートを利用
アプリケーションの検査と表示
デプロイ、公開したアプリケーションのServiceを検査するには「kubectl get」コマンドを実行する
kubectl get service hello-server
このコマンドの出力で、EXTERNAL IP列に示されているものが、Serviceの外部IPアドレスとなる
http://[EXTERNAL_IP]:8080
注: Serviceの外部IPアドレスが取り込まれるまで数分かかる場合がある。
アプリケーションのIPアドレスがである場合は、もう一度kubectl getを実行。

以上
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